2025/01/26 18:24
こんばんは、MVOIR(エムヴォワール)です。
今日は私が大切にしている本を紹介したいと思います。
「超訳 ニーチェの言葉 エッセンシャル版」です。

いつもバッグに入れていたのですっかりボロボロになってしまいました・・・。
好きな言葉に付箋を貼っていたら、付箋だらけになっています。
哲学の本なんて・・・とハードルが高く感じられるかもしれませんが、
とてもわかりやすく、読みやすく翻訳されているシリーズです。
私がこの本と出合ったきっかけは「ミステリという勿れ」のドラマに登場した「自省録」という本に興味を持った事です。
「自省録」を探して人生で初めて哲学書のコーナーを訪れた時、”二-チェ”という名前は知っていたので何気なく手に取り、パラパラとページをめくったのですが、ほんの数ページでも自分に突き刺さる言葉がたくさん載っていた為、思わず購入してしまいました。
一番初めに載っていた言葉が、タイトルに挙げた
『初めの一歩は自分への尊敬から』
という言葉です。
”自己肯定感”という言葉は特に近年注目されていますね。
”自己肯定感”という言葉だけでなく、「自分を認める」「自分を愛する」といった概念もよく耳にしますが、
正直言って私にはあまりなじみが無いんですよね。
「自分を大切に」という事ももちろん言われてきたと思うのですが、どちらかと言えば「自分以外の人を大切に」という教育を受けてきたような気がします。
だからと言って自分が嫌いな訳でも、自分に対して否定的な訳でもありません。
「自分を認める」とか「自分を愛する」という事をあえては意識していないという感じです。
この「ニーチェの言葉」には「自己肯定感」を高めてくれるような言葉もたくさん書かれており、
この本を読んだ時に、「こんな昔から言ってる事は変わらないんだな」と思った事を覚えています。
近年、様々なアーティストから”自己肯定感”を高めるような言葉が発信され、「刺さる」と話題になりますが、
ニーチェ先生の言葉はスッと入ってきて、私にとってはまさに「刺さる」ものばかりでした。
この本を読んだ時に、
「もっと早く出会いたかったな」
と思ったので、紹介させていただきました。
ちょっとでも興味を持たれた方、よろしければ手に取ってみてください。
私に刺さったニーチェ先生の言葉の一部をもうひとつご紹介。
~喜び方がまだ足りない
もっと喜ぼう。ちょっといいことがあっただけでも、うんと喜ぼう。
・・・・・・・・喜ぼう。この人生、もっと喜ぼう。喜び、嬉しがって生きよう。~